【回想録】初めての小屋泊登山で仙丈ヶ岳へ(2012年8月7日,8日)


社会人になって最初の夏休み。そして南アルプスに小屋泊・・・。
いろいろと初めてが詰まった登山でした。

日付と天候

2012年8月7日、8日

7日:曇り時々晴れ
8日:晴れ

長衛荘(現在はこもれび山荘)

小屋のスタッフさんは優しい人たち。「初めての小屋泊です」と言ったらいろいろと初歩的なマナーなど教えていただきました。
2階建ての小屋、1階は食堂とカーテンで仕切ることができる寝棚がありました。2階は普通の山小屋風に相部屋雑魚寝。この日は布団1人1枚で快適でした。
宿泊予約が必要な山小屋です。最近になって知ったのですが、布団1枚に2人という状況にならないようにしているそうです。

水が豊富。

トイレは水洗トイレ。下界のトイレと一緒。汲みとり式だと思います。

初めての山小屋泊にオススメです。

北沢峠 こもれび山荘 フェイスブック

写真


普通電車を乗り継いで昼出発のバスに乗って広河原へ。当時はケチケチで特急に乗るという考えられませんでした。
ここでバスを乗り換えて北沢峠に向かいます。


北沢峠に到着。テント泊山行の方や山岳部のデカイザックが目立つ。服装も本格的な登山者の方ばかり。
一方、私は一応ミズノのウェアを着ていましたが、上着はユニクロのパーカー。持っていたダウンはユニクロのウルトラライトダウン。
なんか、みんなスーツで出勤しているのに私服で来ちゃった感覚になっていました。


天気は曇り気味。この日はここ北沢峠のこもれび山荘に泊まるだけですが、少し散歩で仙水小屋まで歩いてみます。


仙水小屋。太陽光式湯沸かし器。今でも使っているのでしょうか。
小屋の水を飲んでこもれび山荘にもどります。


初めての山小屋メシ。山小屋でこんなに豪華な食事が食べられるなんて微塵も思っていませんでした。
たまたま近くの席にいたオジサンたちと談笑。一人で行く山小屋の楽しみの一つですね。


朝、初の3000m峰の仙丈ヶ岳に挑みます。


薮沢ルートを登って行くと雪渓が見えてきました。
ひんやりとした空気の流れを感じます。


雪渓に空いた穴からザーという水の流れが見えます。


初の雪渓歩き。事前に山小屋に確認した時は雪はあるけどアイゼンなしでOKということでしたが、想像以上の雪の多さにビビってました。
遠くに先行者が見えたので少し安心して進みます。


振り返れば甲斐駒ケ岳。


馬の背ヒュッテ。


気がつけば周囲の木々は背が低くなり視界が開けてきました。


甲斐駒ケ岳の向こうには雲海が広がります。


薮沢カールに到着。


山頂はもう少しです。


山頂に到着。


撮ってもらいました^^


甲斐駒ケ岳。


北岳。


鳳凰三山。
いつかは制したい山々と思っていましたが、6年経つ今、残すは甲斐駒ケ岳だけになりました。


お昼ご飯は山小屋のお弁当です。


夕食の時に談笑したオジサンたち。今もどこかを登っているのでしょうか。


憧れの山。北アルプス。


心奪われる景色。


北沢峠へ向け、下山します。
初の南アルプス。こんなにも素晴らしい山行になるとは思いませんでした。
今でもこの仙丈ヶ岳登山は良かったなと思っています。また行きたいな~

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