雪の浅間山 黒斑山と蛇骨岳に行ってきました。


雪の浅間を楽しんできました^^

日付と天候

2018年3月3日
午前快晴、午後から雲が出てきました。
気温は高め。暑いので予定より少し薄着にしました。
蛇骨岳までは風はほとんどなし。蛇骨岳からはやや強風が吹く。

ルート

雪はまだまだ多め。
黒斑山から蛇骨岳に至るルートは幅が狭く、片側は崖なので慎重に。
序盤は軽アイゼンでもいいかな?と思いましたが、ところどころ急な登りがあるので前爪があるアイゼンの方がいいと思います。
つまり12本爪アイゼン推奨。

コースタイム

車坂峠(6:53)-槍ヶ鞘(11:43)-トーミの頭(12:01)-黒斑山(12:26)-蛇骨岳(13:00)-休憩-蛇骨岳(13:18)-黒斑山(13:52)-トーミの頭(14:20)-休憩-トーミの頭(14:20)-車坂峠(15:05)

アクセス

北陸新幹線佐久平駅下車
佐久平駅よりJRバスに乗車。高峰高原ホテル前で下車。1380円。
バス料金は先払いです。お釣りは出ます。

装備

(1)ピッケル
(2)ストック
(3)ワカン
(4)12本爪アイゼン
(5)ゲイター
(6)ガスバーナー
(7)ガスカートリッジ
(8)ファーストエイドキット
(9)コッヘル
(10)フィル式カップ麺
(11)非常食栄養かん
(12)カロリーメイト
(13)各種行動食
(14)行動食
(15)パックタオル
(16)箸
(17)コーヒーとスプーン
(18)バッテリーと充電池
(19)ステンレスコップ
(20)ヘッドライト
(21)ツェルト
(22)コッヘル掃除用キッチンペーパー
(23)トイレットペーパー
(24)PLフィルター
(25)山専用ボトル(500ml)
(26)ナロゲンボトル(1000ml)
(27)500mlペットボトル
(28)温泉セット[パンツとか靴下とかの着替え]

(1)finetrack エバーブレスアクロジャケット
(2)finetrack エバーブレスアクロパンツ
(3)finetrack ドラウトクローパンツ
(4)fknetrack ドラウトレイジャケット
(5)finetrack メリノスピンサーモタイツ
(6)fknetrack メリノスピンサーモジップネック
(7)finetrack アクティブスキンロングスリーブ
(8)finetrack アクティブスキンタイツ
(9)berghaus インフィニティ ドライライトボクサーショーツ
(10)finetrack パワーメッシュインナーグローブ
(11)finetrack エバーブレスアルパイングローブ
(12)MAMMUT ダウンパンツ
(13)ユニクロ ウルトラダウン
(14)毛糸帽子
(15)ゴーグル
(16)fintrack メリノスピンバラクラバ

ついに高山の雪山挑戦へ! 先日、八ヶ岳の北横岳に雪山登山装備を揃えて登ってきました! 将来的に冬の八ヶ岳の赤岳に登れるように装備を揃えて...

高峰高原ホテル日帰り入浴

500円。
湯温は熱過ぎず、ぬるくもない。好きな温度。長く使っていられる。
湯は無色透明、無臭。
窓からは佐久平を一望。その手前にはノートレースの雪原が広がります。
浴場のとなりは休憩室。ソファーが3,4人分と卓球台がある。自販機あり。
バスの時間までここでまったりしてました。

写真


8:18着の新幹線で佐久平駅にやってきました。
改札内のトイレは行列していたのでプラザ佐久の中のトイレを使います。


黒斑山への登山口のある高峰高原行きのバス停は蓼科口を出て左側の奥です。
8時35分発のバスに乗車。運賃は先払い1380円です。


バスに乗る前に浅間山を見ると白いのは白いですが、雪が少なそうに見えます。
先日の爆弾低気圧の風で飛ばされてしまったのでしょうか。


高峰高原ホテル前下車。トイレに行きたいのですが、公衆トイレは無いし、ビジターセンターはしまっているので高峰高原ホテルのトイレを使わせていただきます。


寒いかなと思ったのですが、全くそんなことはありませんでした。風もないし。
ドラウトレイジャケットは脱ぎ、手袋は外側のグローブしないでインナーグローブで登ります。


低気圧で雪が降りたてで深いかなと予想してワカンまで持ってきましたが、アイゼンだけで問題ないですね。
でもトレースを外れると膝まで埋まるところがあります。


少し眺めのいいところまで登ってきました。八ヶ岳が見えています。
暑かろうと薄着にしましたが、それでも暑いです。ジャケットとパンツのベンチレーターを全開にします。


佐久平の向こうにどん!といる八ヶ岳。右端の白い頭は蓼科山ですね。
八ヶ岳の向こう側に見える白い頭は南アルプスでしょうか。


視線を左に移していくと薄く富士山も見えました。


緩やかに登ったと思ったら急な雪深い下り。
転んでも深い雪。これならな無理にトレースをたどらないで左側を転がれば楽しいんじゃない??

やらないけどね。


下に降りてみるとノートレースの白い雪原と青い空。


下ったところからさらに登ると眺めの良いポイントに到着。


北アルプスがすっきり見えます。
登ってきた人たちはみんな今日は来て良かったね~とか今日はサイコー^o^と喜んでいました。


北アルプス拡大画像。元画像を北アルプスの部分だけトリミングしました。槍ヶ岳はどこかな~~。
画像クリックで拡大できます。


篭ノ登山の向こうに見える白い稜線。白馬とか唐松でしょうか。


向こうのお山にも行きたいし、さらにその向こうの白い北アルプスの稜線にも行きたいです。


またしばらく登るとプリンが・・・もとい・・・前掛山が見えてきました。


雪をどっさりかぶった避難小屋。


避難小屋といってもほとんど吹きさらしですね。


槍ヶ鞘に到着です。


トーミの頭へ登る荒々しい崖となだらかな前掛山が対照的で面白いです。


トーミの頭へ登ります。ここは急で一部、道が狭くなっていますので気を付けてください。


トーミの頭に到着。


トーミの頭からはプリンのような前掛山を眺めることができます。
ここからこの景色を見てプリンようだと思ったり。今日は雪が少ないからガトーショコラのようだと思ったり。
形容の仕方は人それぞれ何通りもあるのでしょうな~。


トーミの頭から黒斑山までは0.5~0.6kmほど電柱のようなものが見えたらすぐ山頂です。


黒斑山の山頂標識ぐらい撮ってから先に進みたかったのですが、20人くらい?人がいて居場所がなかったのでそのまま蛇骨岳に進みます。


眺めのいい道をずっと前掛山を右手に見ながら進みます。


ところどころ、木の枝が邪魔をします。雪のない時期に登ったことがあり、その時は邪魔になった記憶はないのですが、雪が道高さを上げているからでしょうね。
誰かが踏みぬいた穴の深さを見ると1mぐらいあったりします。


雪の斜面につけられた狭いトレース。左手に持ったピッケルを時々、斜面に差しながら進みます。
黒斑山は人が多かったのにこちらにはあまり人がいません。数人とすれ違っただけです。


蛇骨岳に到着。先ほどまで無風だったのにここでは強風。
風に体温を奪われじわじわと寒さを感じます。
時間は計画通りの13時。可能であればこの先の仙人岳に行きたかったのですが、バスの時間もあるのでここで引き返します。


でも少しだけ前に進んでこの写真を撮ってきました。
この先に続く稜線に後ろ髪をひかれつつも下山へと向かいます。


黒斑山へと戻ります。


黒斑山到着。


これまで歩いてきた稜線が名残惜しいです。


そしてプリンも・・・。また次の冬かな。


トーミの頭まで戻ってプリンの写真を撮っていると「そのカメラ望遠ですか?」の声。
声をかけて頂いたから崖にカモシカがいることを教えて頂きました。


今日のレンズはHD PENTAX DA16-85mmF3.5-5.6ED DC WR。撮ったのを画質が許す限り拡大。
APS-C機で85mmなので望遠ってほどでもないけどその場にいた誰よりも望遠のカメラだったので羨ましがられました(*^^*)

http://tanzawayagi319.com/2018/02/07/%E5%B1%B1%E6%97%85%E3%81%AB%E6%9C%80%E9%81%A9%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BA%EF%BC%81hd-pentax-da16-85mmf3-5-5-6ed-dc-wr/


朝に比べるとだいぶ雲も増えて景色も霞んできましたね。
登りであのコースを歩いたのは正解でした。


下りで使ったルートはほとんど樹林帯で景色を拝めませんでしたから。


雪はその人の性格を残してしまいます。う○この落書きとか・・・。


雪が多いと思っていましたが、場所によってはもう土が見えている場所もありました。


日が傾き、風景に寂しさが出てきました。
バス停まであと少し。


15時5分、高峰高原ホテル前に到着!
後片付けを済ませて高峰高原ホテルの日帰り入浴で汗を流してからバスに乗車。
お疲れ山でした!

 仙人岳まで行きたかったのに計算通りコースタイムの1.5倍の速度。せめて1.3倍ぐらいにしたい。冬靴+アイゼンの重さに足がついてこれてないんだよな~。あと登ってると足の指先がしびれてくるんだよね。
止まると治るんだけど。なぜだろう。中敷きが固すぎるのかな。
 あと、帰りのバスに乗る時に知ったのですが、高峰高原ホテル前を16時19分に出るJRバスは新宿まで行きます。
料金は車内運賃で3100円。新宿に着くのが20時17分の予定。鶴見から佐久平まで新幹線使って6150円。佐久平までのバス代が1380円。だとすると半額以下で帰れる計算。なんか悔しい・・・。今度からはバスで新宿まで帰ろう!でも今にして思えば、新宿までそのまま帰る!ってあの場で決めてしまえば良かったような・・・。車内運賃があるってことは飛び込みOKだと思うし。

とにかく!お疲れ山でした!

Flickr

2018年3月3日 浅間山

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