転進(折立~黒部五郎~新穂高 縦走2日目)


縦走2日目。
転進を決断する。

前日の記事

ついに始まった折立から立山への縦走。 しかし、初日から大きな問題が発生。どう判断するか。 日付と天候 2018年8月13日月曜日 ...

日付と天候

2018年8月14日
午前中は晴れ。午後からは曇り、夕方には雨。

ルート

コースタイム

写真


朝食を食べながら考えた結果、立山への縦走計画は破棄。予備計画の黒部五郎方面に向かう。
スゴ乗越小屋まで行くことはできるだろうし、黒部五郎に行くよりは楽だろう。でも3日目までがんばれるかどうかわからない。
3日目の越中中沢岳の急登を突破できるかわからない。あんまり足に負担かけてまた靭帯損傷すると行動不能の恐れもある。
キツイけど今日、黒部五郎まで行けばあとはどうにでもなる。三俣蓮華岳から双六岳へのルートは去年も通っている安心感もある。


北ノ俣岳へ登る稜線。標高差は少ないけどダラダラした登りが続く。


雲が渦巻く朝。


ここまで歩いてきた道を撫でる雲。


薬師岳が視界に入るたびに悔しさを呼ぶ。


小さな地糖。
水底はヒビだらけだった。水不足のところだったのを昨日の大雨が満たしてくれたのだろう。


チングルマの「元」お花畑。
実が朝日を浴びて優しく光る。


昨日の天気が嘘のよう。


なだらかな稜線。


北ノ俣岳に到着。
ここまで3時間。コースタイムより1時間ほど遅い。


北ノ俣岳からはすこしずつ標高を落としていく。
その後には急登が待っている。


タテヤマリンドウ。


黒部五郎岳への最後の登りが目の前に控える。


ザックが重過ぎて連続で50歩歩くのがやっと。


黒部五郎岳の肩に到着。ここにザックを置いて山頂を目指す。
身体が軽い!!


雲に覆われたと思ったら雨が降ってきた。


雨も降っているし、景色も悪いの滞在10秒ほどで山頂を後にする。


黒部五郎岳の肩をあとにしてすぐ、登山道の下の斜面をトコトコと歩く御一行。


しばらく眺めてたら突然向きを変えて登山道に上がってきてテテテとこっちに向かって走ってくる。


私の右わき2mほどを歩くと、この場所で撮ってポーズ。
この後崖下に消えた。
初めて雷鳥に会ったぞ!


下っている途中でガスが少し晴れた。


荒々しい黒部五郎カール。


黒部五郎カールから山小屋に向かう。
ここから意外と長い。ザックが今まで以上に重く感じる。


ようやく見えた黒部五郎小屋。長かった~。
それもそのはず行動時間はちょうど10時間。


小屋の前でビールを飲んで一息。


夕方になり、怪しい雲が見えてくる。


ゴロゴロと遠い雷鳴と雨がテントを叩く音の下で晩飯。
今晩はスパゲッティ(ツナ醤油ソース)とコーンスープ。

最もキツイ2日目を終えて一安心。明日は近い双六小屋まで。
18時半就寝。
2日目終了。

翌日の記事

http://tanzawayagi319.com/2018/08/23/%E8%A6%8B%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%99%AF%E8%89%B2%E6%8A%98%E7%AB%8B%E9%BB%92%E9%83%A8%E4%BA%94%E9%83%8E%E6%96%B0%E7%A9%82%E9%AB%98-%E7%B8%A6%E8%B5%B03%E6%97%A5%E7%9B%AE/

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする