ぐっしょり下山 (折立~黒部五郎~新穂高 縦走 最終日)


大雨の中の下山。
これでいいの経験値つめるから。

前日の記事

http://tanzawayagi319.com/2018/08/23/%E8%A6%8B%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%99%AF%E8%89%B2%E6%8A%98%E7%AB%8B%E9%BB%92%E9%83%A8%E4%BA%94%E9%83%8E%E6%96%B0%E7%A9%82%E9%AB%98-%E7%B8%A6%E8%B5%B03%E6%97%A5%E7%9B%AE/

日付と天候

2018年8月16日
大雨

ルート

コースタイム

写真


雨がテントを叩く音がうるさくてイマイチ眠れず。


今日は停滞しようかと思ったけど双六小屋の人に「これからもっと風が強くなるよ。もし明日の朝までテントを張っていられたらテント場代1000円を君に返そう!」と言われた。
おもしれぇ・・・その賭けにのってやろう・・・
と思ったけどどう考えてもここの天気をよく知った小屋番相手に6万円を超えるテントを賭けるのは分が悪いし、ここまでテント泊を貫いてきて小屋泊停滞なんて嫌だったので下山することに。

風は強く、他の人はテントの撤収に苦労している。
特に習ったり調べたりしたわけではないが、悪天候の中でテントを張る回数が多かったせいで、強風下でのテントの設営、撤収方法を自分なりに取得。
こういう時はザックを先に出しちゃだめなんだぜ。フライ、ポールを回収し、テントの上に石を置き、ザックを取り出す。それからテントを回収するのだ。


強風と雨の中下山を開始。
いいのさ。天気がいい時の道は昨年歩いたから。


風は強いものの、危険と言うほどではない。


鏡平山荘に下りる道。


鏡平山荘に着いたら雨は土砂降りに。
この先の道の状況を山荘の人に聞いたらまだ誰も引き返してきていないとのこと。
でも10時にはここを通行止めにするそうだ。


山荘から下っていく道は沢になっていた。


うっかり深いところに足を突っ込まないように気を使う。


少し明るくなってきて雨は小降りに。


秩父沢を橋で渡る。
雨で渡れなくなることを心配してたけど大丈夫だった。


あとは林道歩き。


わさび平小屋。
もしかして拡張した?手前の棟は昨年はなかった気がする。


わさび平小屋あたりでは雨はほとんど降っていなかったのでレインウェアを脱ごうかと思っていたけど
歩いていらまた土砂降りに。


新穂高温泉に到着。
まだまだ大雨は続いていた。
日帰り温泉は中崎山荘奥飛騨の湯を利用。
ザックの中の着替えを出そうとしたら入れてた袋がぐっしょり・・・
よかった。ビニール袋で防水処置しといて。
4日間の汚れを落としてスッキリ!お疲れ山でした。

縦走終了。

毎年、夏休みの計画は総力戦のような計画を組むんだけど難なくこなしてきた。でも今年は自分の限界値を知ることができた山行になった。
自分の中では今回は縦走ではなくて敗走だったと思うけどそれでもいろいろと学べたいい敗走だったと思う。
歩荷能力を向上させなくては・・・。18~20kgf程度歩荷能力では自分のやりたい縦走はできない。

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