【那須 茶臼岳】風に抗え!


初めて那須にやってきた時は秋だった。
その時は強風を恐れて撤退。
今回はその時の風なんてそよ風に過ぎないことを教えられた。

日付と天候

2019年2月10日
大丸温泉では雪と風。樹林帯を出ると強風。
茶臼岳山頂手前の一部暴風。

メンバー

ベテランさん、ぱぐずきんさん、他4名

ルート

コースタイム

写真


大丸温泉駐車場からスタート。
すでに雪降り、風吹く。普通の人から見れば吹雪の様相だ。


まだトレースがない。いつも一番乗りのベテランさんのパーティ。
そして毎度、私がトップ。


スノーシューで登る。


那須ロープウェイ。冬は閉鎖。


異常に低くなった鳥居。くぐらずに脇を通過。


先ほどまでは樹林帯だったが、峰の茶屋避難小屋に向かう谷筋ルートにでると強風が襲う。
ここでスノーシューを外し、アイゼンに付け替える。


風が弱まったと思って顔を上げると目の前に白いモヤが見えたと思ったら、こちらにぶつかってくる。
風と氷と小石の塊だ。


峰の茶屋避難小屋に到着。
ここまでの風は強弱、方向ともにランダムに襲う。耐風姿勢は習ったが、転倒せずにはここには来られなかった。


茶臼岳に向かう。
ここから先の風も強かったが、避難小屋までのルートに比べれば簡単な風だ。
常に右からの風が吹く、風に身体を立てつつ歩く。飛行機の横風着陸のような感じだ。


茶臼岳山頂。
避難小屋からここまでの写真が全然ないのだ。それだけ撮る余裕がなかったのだと察して欲しい。
避難小屋から茶臼岳山頂までのルートの雪は風で飛ばされてしまい、少ない。ガチガチの氷と岩のルートだ。
茶臼岳山頂のルートは火口を一周するルート。私達は反時計回りのコースをとった。
山頂手前のルートの一部ではそれまでの風が強風とは思えないほどの強い風だった。耐風姿勢の連続。
弱まる瞬間を狙って前進。だが弱まると言っても強風の状態。


朝日岳。
茶臼岳の滞在時間は10分程度。すぐに下山開始。


峰の茶屋避難小屋で昼食をとり、下山。

すごい風だった。ルート長は短い山なんだけどものすごい濃い山行となった。
お疲れ山でした。

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