ついに始まった折立から立山への縦走。
しかし、初日から大きな問題が発生。どう判断するか。
日付と天候
2018年8月13日月曜日
雨 テント場についてからは断続的に激しい雨
計画
計画については前回投稿の下記を参照ください。
ルート
コースタイム
写真
前日の夜に毎日アルペン号に乗車。心配していた夜行バスだけど座席間隔が広いバスだったおかげで意外と眠れた。
ぽつりぽつりと雨が降っているけどレインウェアを着る程ではない。出発!
しかし、3分も歩かないうちに大雨。すぐにレインウェアを着る。
もう花の季節は終わってしまい。実りの季節。これはゴゼンタチバナの実のようだ。
門のようにそびえる2本の大木。ここを抜けると引き返すことは許されないような気がする。
三角点ベンチをすぎて森林限界へ。
重いザックがケツに効く。痛いのだ。腕立てふせを限界の回数までやった時と同じような痛み。
休み休み歩く。連続で100歩も歩けてなかったと思う。
出発時にザックの重量を測ったら22.6kgf。過去の最高重量より4.6kgfも重い。
このようなほとんど水平の道でもけっこうキツイ。
前は18kgfをかついでここをコースタイムの90%で歩けていたので+4.6kgfぐらいどうということはない!と思っていたのだが、かなりおおきい+4.6kgfだった。
チングルマはすっかり終わってしまっていた。いや花が終わっていたという意味だけではない。美しい実の時期も終わっていた。
太郎平に到着。
山岳警備隊に登山届を提出。
今週はあまり天気が良くないらしい。今日だって午後には雨がやむ予報だったのに。
悪い方向に変わっていくようだ。
太郎平から薬師峠キャンプ場までは20分ほど歩く。
もうだいぶスペースがなくなってきている。
少し遅めの昼ごはん。
ビールは薬師峠にあるキャンプ場受付で買える。500ml缶は800円だ。
テントを叩くおとがパツパツパツと一つ一つ数えられそうな音だったが、数えるのをあきらめたい音に変わってきた。
大丈夫かな。一応、水が流れた後のないところに張ったけど。心配になってテントから顔を出すが、すでに自分のテント下を水が流れてる。
でもここはまだマシだ。登山道挟んだ向こう側のテントは水たまりの中だ。あれでは外に置いたサンダルとかは流されるだろうな~。
夕食。登山地図を見ながら明日の行動を考える。
うーむ。
このザックを担いで明日以降の立山への縦走路を突破できるだろうか。いやそもそも山行を中止して折立に下山すべきではないだろうか。
でも中止を決め込むほど身体は疲れていない。まだ戦える。
結論はでなかった。
19時就寝。
第1日目終了。