【笹子雁ヶ腹摺山】良風良緑


5月はやっぱり新緑一番。
丹沢もいいけどここらの緑も素晴らしい。

日付と天候

2019年5月11日
晴れ

ルート

コースタイム

写真


笹子駅で20人以上の登山者が降りた。
トイレは行列。
大半が笹子駅の前を走る甲州街道を東京方面側に歩いて行った。好きな滝子山へ向かうルート。
でも今日は逆に、つまり笹子峠方面へ歩く。


道は分かれる。車通りの多い方(右の道)は新笹子トンネルに向かう。
左の昔からのの甲州街道に入る。


少し歩けば真新しい白い擁壁が見えてくる。笹子雁ヶ腹摺山への道は擁壁の上だ。


最初は植林帯の登り。


そして鉄塔の下に。


ここからは尾根道。
明るい新緑が迎える。


足元にはフデリンドウ。


登り始めて1時間で最初の休憩。
林間を通る風はサイコーだ。当たりすぎても体調を崩すことはない涼しい風。
風に当たっていたら10分ほどのんびりしてしまった。


終わりかけのミツバツツジ。


木の間からは笹子雁ヶ腹摺山が見える。


山頂に近付いた。なぞの建築物。あとで調べたら無給電中継装置というものらしい。


笹子雁ヶ腹摺山(1358m)に到着。


山頂にはベンチが一つ。


ベンチから見える富士山\(^o^)/
この前の高畑山・倉岳山では見えなかったから嬉しい。


最近、山食の費用削減のため日帰りの時はこちらに・・・。80円(税抜)。
カップヌードルでは高すぎる。


うまい!


富士山だけでなく南アルプスも見える。
霞んでるけど甲斐駒ケ岳^^


米沢山・お坊山へ向かいます。


木々の間からこれから歩く稜線が見える。


エイザンスミレ。


近付いてくるかなと思って期待して立ち止っていたら1mくらいのところまで来てくれた。


ツルキンバイ。


フモトスミレ。


やや険しい道。こうした岩場があるのでイワウチワとかイワカガミを期待したのだけど全くなかった。


登山道から外れる明瞭な踏み跡が「笹子雁ヶ腹摺山」と「米沢山」の道標のところにある。
10mほどあるけば最高の景色だ。ここで昼飯にすれば良かったな。


富士山もしっかりと。


ここまであまり見られなかったツツジ。
新緑の中に赤紫。


ツツジは開く前のつぼみの状態の方が好き。


痩せた稜線。


キランソウ。


米沢山(1357m)に到着。
展望はなし。


木々の間から次に目指す山が見える。
右のピークがトクモリ。左がお坊山だ。


米沢山からお坊山までは1時間ほど。


お坊山に到着。


1421m。三角点のないピーク。実は今日の山行で一番高い。


お坊山から大鹿峠方面に少し歩くと大菩薩方面の展望が良い。
大菩薩嶺までの稜線は特徴的なピークがないため山座同定が難しい。
地図を片手に15分くらい眺めていた。そういえば一昨年はあの稜線を縦走したな~。

笹子駅からテント泊で1泊2日かけて大菩薩嶺を目指す。 ザックの重量は今までで最も重い15kg超。


あの赤白の鉄塔の向こうに見える稜線が大菩薩嶺だと思うんだけどどうかな~~?


少し進むと大鹿峠への道標。ここから下る。
道標には書かれてないけど正面に進むと横洞山、入道山を通る破線ルート。


大鹿峠までの下り。登りのルートよりもこちらの方が林相が美しい。


時刻は午後1時をまわたところ。
下山を急ぐ必要はない。新緑を見上げてゆっくりする。


目線を下げればこんなところにも緑。


緑がこれだけ美しい森ならば秋も素晴らしいに違いない。
必ず来よう。


大鹿峠。


大鹿峠をすぎてもまだ新緑は続く。


なんとなく足元を注意しているとニリンソウ発見!
ここまで花はいくつかあったけどなんとなく物足りなさがあった。


でもニリンソウひとつでその物足りなさを埋められるなんて単純なやつだなぁ。


ワチガイソウ。


ヒトリシズカ。


林道に到着。お疲れ山でした!!

いやいやここからまだ笹子駅まで1時間半くらいあるんだよ?

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