中途半端に残ったガスカートリッジ達を一つに詰替えよう!


山頂でご飯を作るために使われるガスカートリッジ。
でも使うえばガスの量が減る。
ある時、カートリッジを振ってみて
「あれ?この量で今度の山行に足りるのかな?」
不安になって新しくカートリッジを買う。
なんてことを繰り返しているうちに中途半端に残ったカートリッジがゴロゴロ。
そんな問題を解決してくれる一品です。


それがこちら↑
ガス詰め替えアダプターです!

大きさはバルブのツマミを入れて約43mm。コンパクトです。

詰め替え手順

今回はこちら2つの中途半端に残ったガスカートリッジを詰め替えます。
火気のない、屋外で作業を行ってください。
写真は屋内ですが、窓を開けて換気を行いつつ実施しています。

黒いテープを巻いたガスカートリッジ(以下黒テープ缶)が108g。


白いテープを巻いたガスカートリッジ(以下白テープ缶)が104g。
今回は白テープ缶から黒テープ缶へガスを移してみます。


給湯温度を45℃にセット。お湯を桶に入れておきます。


ガスを取り出す方のガスカートリッジをお湯につけて温めます。
すぐに温まりますので2,3分で十分です。
温めるのは二つのカートリッジに圧力差を生じさせるためです。
温度差が大きければ大きいほど圧力差は大きくなりますが、
温める時は40℃~45℃が基本だそうです。


ガスカートリッジのバルブが閉まっているのを確認してください。
バルブを時計回りに回すと閉まります。
写真のようにガスカートリッジをセットしてください。
アダプターには上下の向きはありませんが、
ガスカートリッジはガスを詰める方のカートリッジを下にしてください。
今回は黒テープ缶の方にガスを詰めるので黒テープ缶が下です。
アダプターをカートリッジにつける際は手早くしっかりと締めてください。
ゆっくりと締めてるとガスが漏れます。

しっかりとセットできましたらバルブを開けましょう。
シュ~とガスが詰め替えられている音が聞こえます。
音が小さくなったらもう一度、ガスカートリッジを温めてみましょう。
音が聞こえなくなったら詰め替え終了です。


ガスを取り出す方のカートリッジ温める方法の他にガスを詰める方を冷す方法もあります。
個人的にはこちらの方が楽でオススメ。
ガスを取り出す方のカートリッジを手で温めれば確実に温度差を生じます。


ガスを取り出した後、重量計測を実施。
白テープ缶は90g。


黒テープ缶は122g。
詰め替え成功!

ガスを取り出した白テープにコンロを取り付けて着火したところ、
火は付いたんですが、バルブ全開で燃やし続けてたら2分持ちませんでした(1分30秒ぐらいだったかな?)。
スッカラ缶になりました^o^


もう一度重量計測したら89gでした。
と言うことは1gしか残さなかったということですね。

以前はガスカートリッジを使いきるのに家でカップ麺を食べるのに
いちいちガスカートリッジとコンロを用意して沸かしたりしてました。
んで途中でなくなったら家のIHコンロに移したり・・・。
これでガスカートリッジの処理が楽になりそうです。

注意!

こちらの記事はあくまで紹介記事です。取扱説明書ではありません。
アダプターを購入しますと取扱説明書が付属しますのでそちらを
ご確認の上、作業を行ってください。
また、作業は自己責任にて行ってください。
よろしくお願いいたします。

出典

「ガス詰め替えアダプターの使用方法」

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