待ちに待った夏休み。
まだまだ体力的にテント泊山行は難しいが、小屋泊ならば行けるだろう。
比較的混まないで静かそうな山域ということで妙高を選んだ。
日付と天候
2022年8月15日
朝は曇り、登山開始後雨が降り始める。
午後からは晴れ。
ルート
笹ヶ峰、高谷池ヒュッテ、火打山のルート上の危険箇所は特になし。
コースタイム
アクセス
14日は長野駅まで移動。長野第一ホテルに宿泊。6300円。
露天風呂あり。無料朝食は6時半からだが、出発が早いので食べられず。
15日朝、長野駅から北しなの線に乗車。妙高高原駅下車。850円。ICカードは使えません。切符を買うこと。
妙高高原駅からバスに乗車。笹ヶ峰で下車。1000円。こちらもICカードは使えません。
写真
妙高高原駅からバスに乗り、笹ヶ峰にやってきた。
バスが笹ヶ峰に近づくと肌寒くなってきたので、バスから降りたら標高のせいではなくエアコンがよく効いていただけだとわかった。
暑くもなく寒くもない過ごしやすい気温だ。
バス停近くのトイレで用を済ませて登山口へ。
登山届の提出と入域料500円を払う。
しばらく木道が大半を占める登山道が続く。
始めは曇りだったが、雨が降り始める。
樹林帯なのでまだレインウェアはいいかと思うほどの雨だったが、すぐに強くなってレインウェアとザックカバーを用意する。
雨は意外と強いので今日は景色が望めなさそうだし、花を楽しみながら高谷池ヒュッテでのんびりして明日、火打山に登って下山でもいいかなとちょっと弱気な考えにもなる。
富士見平分岐。ここで高谷池ヒュッテと黒沢池ヒュッテに行くかで分かれる。
今日は高谷池ヒュッテに泊まる。
雨は止んでおり、ガスが出る。
高谷池ヒュッテに近づくと火打山が見えた。
今日は絶対ダメだと思ったのに見えている。今日は登らなきゃいけないやつだ。
夏の花はほとんど終わってしまっていたが、わずかにイワカガミが残る。
遠くの岩場の周りが赤紫になっている。
あれはたぶんハクサンコザクラの群落に違いない。しかし遠すぎる。
ワタスゲが残る池塘。
火打山がここから見えるはずだが、今は雲で隠されている。
荒々しい山肌に残る残雪。ここらは豪雪地帯。雪が完全に消えるのはいつだろうか。
火打山への登りで振り返れば先ほどの天狗の庭の湿原と妙高山が見える。
火打山への最後の階段。
小屋泊装備とはいっても12~13kgあるザック、今年の山行では一番重い。
始めは雲が多く、周囲の景色はイマイチよく見えなかったが、風が強いので雲が離れるかもと待っていたら焼山が姿を現した。
ここから3時間ほどの距離だ。
もちろん今日は行かない。
どれがどの山かはわからないが、北アルプス北部の稜線が見える。
登りの時は見えなかったが、天狗の庭の池塘に映る火打山を見ることができた。
明日登る妙高山。
今日よりも厳しいルートが予想される。
こちら側からだと妙高山本体は外輪山に守られている。
外輪山を登って下ってから妙高山本体に登るのだ。
まぁ明日になればなんとかなるでしょ~。
今日の宿、高谷池ヒュッテに向かった。
高谷池ヒュッテ
今回は高谷池ヒュッテの相部屋に宿泊。20名以上泊まっていたが、相部屋は自分を含めて3人しかいなかった。
カーテンで仕切られており、ゆったりと休める。
最近の山小屋はコロナ対策のためインナーシーツが必要になる。
今回のためモンベルのレクタングラーシーツを購入。
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1121421
ビールは500円。よく冷えていて美味しかった。
空き缶は処分してくれないので持ち帰ること。
水は食堂の蛇口から汲める。飲用可。
外の水場は湿原の池塘の水そのままなので煮沸する必要がある。
夕食はカレーとハヤシの2種盛り。
自分で盛り付けるスタイル。おかわりできます。