【三ツ石山荘泊】朝日に元気をもらって


朝起きた段階ではまだ今日の行動予定を決めかねていたが、朝日を見たら先に進めそうな気がしたので三ツ石山荘に向かった。

日付と天候

2020年9月4日

明け方は晴れ。
その後は曇り時々雨。
昼ごろからは曇り。時々日が差す。

前日の記事

有給をとって岩手山へ。 天気予報が比較的良いだろうと思ったが、残念ながら雨。 久しぶりの縦走山行。 日付と天候 2020年9...

ルート

9月3日から5日まで3日間のルートを表示しています。
9月4日は八合目避難小屋から三ツ石山荘までです。

コースタイム

三ツ石山荘


三ツ石湿原に建つ三ツ石山荘。


内部は広く綺麗。
2階あり。


ストーブあり。


ハンガーをかけるところがある。
もちろんハンガーも置いてある。


トイレあり。トイレットペーパーあり。
トイレットペーパーは捨ててもいい仕様のよう。
トイレットペーパーが置いてあるのはトイレットペーパー以外(ポケットティッシュなど)を捨てられると壊れてしまうのでそれを防ぐために仕方なく置いていると貼り紙してある。
トイレットペーパーは必ず持参すること。

携帯電話(docomo)は山荘内では圏外。外なら通じることもある。
協力金を入れる箱が設置されているが、いくらいらなきゃいけないというわけではないようだ。
一応、千円払っておいた。


水場あり。山荘から5分かからない。
水量は少なめ。1L溜めるのに結構時間がかかる。
秋は枯れるという情報がある(山と高原地図より)

写真


昨日は今日の予定決められずに寝てしまった。
今日が来たが、まだ決められない。


前日の予報では雨だったが、予想外の日の出。


この日の出に先に進む元気をもらった気がした。
今日は予定通り、三ツ石山荘に向かう。


まずは不動平避難小屋に最低限の荷物以外は置いて岩手山山頂に向かう。


山頂付近は真っ白なガスガス。


仏さんが岩手山お鉢をめぐる道沿いに並ぶ。


風が強い。


岩手山山頂に到着。何も見えん。


山頂まで感染対策が行き届いています。

視界が悪いため下山する方向を間違えそう。


不動平避難小屋に置いた荷物を回収し、鬼ヶ城へ。


その名前からイメージされる通り岩場の道が続く。
でもイメージ程、危険さはない。


冷えた溶岩の壁と壁の間を進む。


リンドウ。


チングルマ。


鬼ヶ城を抜けて切通し分岐に到着。


切通し過ぎて現れたこの看板。
この先は地熱が高く、噴気孔もあるとか。
なんか面白そう!


なるほど草があまり生えてないな。地熱が高いからかな。と思って登山道上のあちらこちらの地面を触ってみたが、熱いどころか普通の地面の温度にしか感じられなかった。
期待外れ。


姥倉山分岐を過ぎるころには天候は回復しつつあり、雲が切れ始めていた。


登山道をふさぐカエル。
ここを通るならば我を倒せと言っているようだったので棒でツンツンして登山道脇にご退場いただいた。


犬倉山の近くにある水場に到達。
標識があるとは思わなかった。


標識に従って沢に下りると水場発見。
豊富な水量。1Lのナロゲンボトルが数秒で満杯に。
それに冷たくておいしい。
岩手山から三ツ石山荘に向かう時に三ツ石山荘の水場に不安があるならここで補給した方がいいな。
この水場の豊富な水量を知っていれば岩手山から5Lの水を持って歩く必要はなかったな。


今日の行動予定で最後に登る山、大松倉山。あの向こうに三ツ石山荘がある。


大松倉山山頂。


秋田駒ヶ岳が見える。
右のすこし尖ったピークは乳頭山。
また行きたいなぁ。

夏休みは秋田駒ケ岳へ。 なだらかな稜線。誰もいない千沼ヶ原。 まさに穴場山でした。


大松倉山の山頂部は緩やかな道。足元にリンドウが咲く。


ハクサンフウロ。


下りに入ると三ツ石山荘が見えた。
今日のゴールだ。


三ツ石山荘に到着。


静かな湿原。大きなトンボが飛び回る。


三ツ石山荘には誰もおらず。周囲にもだれもいない。今日はここまで1人しかすれ違っていない。
今日は一人かな・・・。
と思ったら一人、東京から来られた方が泊まっていきました、


夕食。持ってきたブランデーを飲み干してしまった。
ここまで来れば明日は荷物が軽いので計画を達成できそう。
明日は前から気になっていた三ツ石山に登る。
実はこの計画でメインとなるルートなのだ。岩手山はオマケに過ぎない。
明日を楽しみに早々に寝る。

翌日の記事

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