GWの残雪山行2 燧ヶ岳


GW残雪山行2日目は燧ヶ岳。

日付と天候

4月29日
晴れ

メンバー

ベテランさん、ぱぐずきんさん
他4名

ルート

残雪期のため夏道ルートは使わなかった。ルートは推測。

コースタイム

御池ロッジ(4:45)-広沢田代(5:54)-休憩-広沢田代(6:05)-熊沢田代(7:10)-休憩-熊沢田代(7:30)-俎ぐら(8:58)-柴安ぐら(9:50)-休憩-柴安ぐら(10:46)-熊沢田代(11:56)-休憩-熊沢田代(13:06)

写真


御池ロッジを4時45分に出発。
私はスノーバー6本を追加装備。ってこれどこで使うの??


でっかくて立派なアスナロの木、燧ヶ岳の森は針葉樹が多い。
昨日の会津駒ではブナなどの広葉樹が多かった。隣同士なのにだいぶ違う。
燧ヶ岳は比較的新しい山で火山。まだ土壌がブナなどが生えるほど育っていなくて厳しい環境でも大丈夫な針葉樹が多いからかな。


広沢田代。


熊沢田代へ登って行く。


背後には広沢田代。そして昨日登った会津駒ヶ岳が見守る。


熊沢田代。ここはもう雪が融けてなくなっていた。花はまだ咲いていません。
ここでメンバーの一人が前日から膝の痛みを抱えていたので待ってもらうことに。


燧ヶ岳への登り。ここを登り切れば俎ぐらです。
この山のこのルートはまるで階段のようです。登って広沢田代でゆるーくなって登って熊沢田代でゆるーくなって最後に山頂への急登。
ここの傾斜はスキー場の上級者コースぐらいかな。


俎ぐらに到着。眼下に見える白い平原は尾瀬沼です。まだ全面結氷。


俎ぐらを下って山頂の柴安ぐらへ。
あの急登に向かいます。


登りと言うか壁。
ここでザイルをだして持ってきたスノーバーをトップに渡す。
あー、ここで使うのね。
脇を他の登山者が登って行く。ここでのザイル使用は訓練的な意味でしょう。


ザイルを右手に左手にピッケルを使って登ってきました。

山頂で昼食をとって下山します。


もちろん下りはこの壁のような斜面を下る。
他の登山者は四つん這いで下りていく傾斜をベテランさんを含めて他の人はまるで階段を下るようにササーと下りていく。
私はバランス崩してかるく滑落。一番下まで落ちたところで何もないんだけど慣れていないので怖いものは怖いです。
一番最後に下りきりました。


朝は人が少なかったけど。どんどん登ってくる登山者。


熊沢田代で待っていたメンバー(この天気と残雪でこんがり焼けてしまっていた)と再会し、下山。
お疲れ山でした。

雪上訓練

ふう~~温泉入ってまったり~なんて思ってたらベテランさんが
「雪訓やるぞ!!」
とめっちゃ気合い入ってました。

プルージックの練習、懸垂下降の訓練も実施。

翌日も午前中は懸垂下降や確保の練習を実施。
非常に濃い3日間となりました。

御池ロッジの夕食

2泊3日だったのだけれど初日は酔っ払って写真取り損ねたので2日目の夕食だけ

岩魚のカルパッチョ(前日は刺身でした)、岩魚の甘露煮など


天ぷら


裁ちそば。うまい。

帰り道


帰り道。桧枝岐村の道の脇に水芭蕉の群落。

まとめ

2泊3日のGW残雪山行はこれまでの山行でベスト1の内容の濃さでした。
計画してくださったベテランさんありがとうございました。
そしてこの2つの雪山を登ったのにアイゼンを全く使わなかった。
ピッケルとキックステップで2つとも登頂。道具の使いどころも学べていい山行きとなりました^^

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする